High-End Audio
 USB DACによる高音質オーディオ 
  

DACとは何?

パソコンはデジタルの世界ですから、iTunesも音楽ソースをデジタル・データで持っています。私たちはアナログの世界で生きていますから、デジタル・データを直接感じることはできません。デジタル・データ化された音楽をアナログ信号に変換することでようやく耳で音で感じることができます。デジタル・データをアナログ信号に変換する装置のことを「D/Aコンバータ」略してDACと呼びます。

じつは、D/Aコンバータは私たちの身の回りにたくさんあります。スマートフォンの小さいスピーカーから音が聞こえるのは、スマートフォンの中にD/Aコンバータが入っているからです。パソコンのイヤホン・ジャックから音が出るのも、パソコンの中にD/Aコンバータが入っているからです。しかし、これらのD/Aコンバータは必ずしも高音質ではありません。そこで、音楽を聴くために高音質を意識したD/Aコンバータが売られています。


廉価で音が良いD/Aコンバータ

パソコンとD/AコンバータはUSBケーブルでつなぎます。有線、すなわち無線ではありません。有線の良いところは、Bluetoothのように接続がうまくゆかなかったり切れたりすることがないことと、データ転送スピードが無線よりも圧倒的に速いため高音質のグレードが高いことです。

D/Aコンバータは高価なものはきりがないですが、中味はシンプルなので本来そんなに高価になるようなものではありません。最近は廉価で良いものがたくさん出てきました。FX-AUDZIOのDAC-5XJは小さいですが本格的なスペックを持っているのにamazonで6,500円ほどで買えます。S.M.S.L. M300は音がいいのにこのお値段(8,700円)です。

FX-AUDIO DAC-X5J(左)、S.M.S.L. M100(右)。


パソコン+USBケーブル+D/Aコンバータ+パワード・スピーカー
パソコン+USBケーブル+D/Aコンバータ+アンプ+スピーカー

D/Aコンバータは、CDプレーヤなど普通のオーディオ機材と同じだと思ってください。D/Aコンバータから先は、直接パワード・スピーカーにつないでもいいし、お持ちのお気に入りのオーディオ・システムにつないでください。



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