TEA SALON / GALLERY
Miss Annabella
軽井沢、塩沢

1998.11.1

ここからはちょっと離れていますが、旧軽井沢の雲場の池の紅葉は実に見事でした。そして、またまたここに来てしまいました。落葉松がそろそろ色づきはじめ、秋らしいちょっと寂しい雰囲気がたまらなくいいもんです。

昼の12時に東京を出ると、高速道路はびっくりするくらい空いていて、練馬からここまで1時間半しかかかりません。渋滞を気にして帰りを急ぐ車を尻目に、軽井沢の午後をゆっくり過ごして、夕食もわざと遅めに設定します。そして、夜9時をまわって高速道路が空いた頃に東京を目指します。つまり、日帰りの軽井沢というわけです。

* * *

シーズン・オフの静かな季節に訪れる、というのが軽井沢の良さを味わういちばん賢い方法です。ミス・アナベラも、にぎやかなシーズンにはあまり似合いません。オーナー夫妻と他愛ないおしゃべりをかわし、ていねいに手入れされた宝物のような庭を散策し、アイルランドの文化に接しながら、お茶や軽食を楽しむ、というのがここに似合った時間の過ごし方です。

アイルランドのニットの素敵なのが見つかったので、寒い季節用の愛車常備のひざかけとして買い求めました。玄関わきには、アイルランドの国花である「シャムロック」(地味で可憐なクローバーの一種)があります。気がついてくれるかな。

Living & Dining & Working & Playing に戻る