高域特性を決定づけているのは、初段(2SK30A)の出力インピーダンスとドライバ段(6FQ7)の入力容量で決まる時定数です。この条件を改善できれば、本アンプはもっと広帯域なものとなります。私としては、本機の裸の高域特性はこれでもまだ不満です。 無帰還で10Hz〜70kHz(-3dB)、負帰還6dBで10Hz〜140kHz(-1dB)、しかも200kHz以上はピークなしの素直な減衰特性ですから、一般的にみればかなりいい線いっています。 測定条件:16Ω負荷時、0dB=1V、R-ch
無帰還で10Hz〜70kHz(-3dB)、負帰還6dBで10Hz〜140kHz(-1dB)、しかも200kHz以上はピークなしの素直な減衰特性ですから、一般的にみればかなりいい線いっています。
測定条件:16Ω負荷時、0dB=1V、R-ch