低域特性を決定する1.5MΩと3900pFで決まる時定数がちょっと大きすぎたために、50Hzでちょっと持ちあがってしまいました。1.2MΩくらいにしておくべきでした。5kHz〜10kHzでわずかに凹むのはNF型イコライザの宿命です。ここを無理にフラットにすると、10kHz以上で持ち上がってしまいます。悩ましいところです。
イコライジング素子のコンデンサと抵抗には1%精度のものを使用しています。仕上がりのRIAA特性偏差はまあまあというところでしょうか。
測定条件:100kΩ負荷時、0dB=1V