私のアンプ設計マニュアル / 雑学編
私の作業場
2012.9.26
2010年5月現在の私の作業場の様子です。
左手前から時計まわりに、シャーシやパネル加工をするコーナー、製作デスクその1、測定機材コーナー、製作デスクその2、その右がHDD、さいごに右手前が補助デスク。製作デスクが2箇所に分かれているのは、同時に異なる2つの製作や測定作業をすることが多いので、あっちもこっちも同時並行でできるようにするためです。下の2つの画像は撮影時期が違うのでデスクトップの顔ぶれが違っていますが、まあ、大体いつもこんな感じです。
下の画像左側は4階建て構造でキャスター付きの工具箱です。作業する時はころころところがして傍に持ってきます。工具を取り出しやすいように都合の良い高さにしてあります。最上階は最もよく使うドライバー、ニッパ、ラジオペンチ関係、その1つ下はドリルの歯などの金属加工関係、その下はたまに使う大物工具。使わない時は測定機材の真下に隠れています。

下の画像右側は資材関係で、やはりキャスターがついており、使わない時はデスクの下に隠れています。いちばん上にあるのはビス・ナット関係で、2.6mm、3mm、4mmを中心に使いそうなものはほぼ網羅してストックしてあります。下の方には仕掛中のものや配線材などがあります。

引き出しです。
文具一段、紙類二段、テスター一段、カメラ1段。
作業中の風景。
工作作業の時は、デスク上に大きな段ボールを敷いて養生し、傷や汚れがつかないようにしています。
中央奥に見える箱は線材各種、その右にはハンダ3種類、右端に見えるのは手製のハンダごてコントローラです。
フルパワーだとこて先の温度が高くなりすぎるし、かといって調光器式ははなはだしく使いにくいので、
抵抗ドロップによる60W、55W、51W、47Wの4段階切り替え式を作りました。
左脇は資材的部品(左)と工具一式(右)、ともにキャスター付きです。
部品庫。
思い立った時にいつでもすぐに実験や製作ができるように、基本的な部品はすべて揃っているという少々贅沢な作業場です。HomePageやら何やらを維持し、どんな質問にも速やかに回答しようとするとどうしてもこうなります。下の画像はよく使うCR類と半導体類で、全体の1/5くらいです。
ちょっと見上げるとすてきなものが・・・。掲示板でおなじみ、ヨシザワ氏の手になる作品、シンガポールのラッフルズ・ホテルのドアがすてきだったのでスケッチしたとか。カーテン生地はお気に入りのローラ・アシュレイ。
金属加工・工作コーナー。
右側がボール盤、左側は簡易スタンドに立てた電動ドリル。ボール盤は設置固定のための台座(白い方)や作業テーブルを作りました。35kgの重量と振動に耐える強固なのものです。キャスターつけたら免振になってくれて、あの震災でも全く平気だった。電動ドリルはホームセンターで廉価に売っている木工作業用のベンチバイスに取り付けて、その上に作業テーブルを載せています。電動ドリル左手前の白いのはスピードコントローラ。パネルなどの穴あけはボール盤が圧倒的にやりやすいですが、大きなパネルの中央付近や縦長のシャーシの縦方向の面の穴あけはボール盤ではできませんので、どうしても気合が入った人間スタンドによる電動ドリルが必要です。
工具や資材のほかにも、いろんなものがあちこちに隠れています。
良く使うテスターは引き出しの中にありますが、その外側の脇に赤・黒テスター・リードが4種類ほど隠れて吊り下げてあります。(左下)
テスター・リードの先端は、いわゆるテスター棒、ICクリップ、バナナプラグなどいろいろのものがあります。
ヘッドホンはすぐに取り出せる目立たないところにかけてありますが、ちょっと見ただけではどこにあるのかわかりません。(中央下)
ケーブルは種類別にクローゼットの中でこのように吊っています。(右下)
但し、総延長120mほどになるマイクロフォンケーブルや録音器材はおそろしくかさばるので、別の部屋にあります。
音を出すのはもっぱらこちらの部屋。
録音したソースのMIXごっこをするのもこの部屋。
機材は画像の下にあるのですが、残念ながら欠けてしまっていて見えません。
別に隠しているわけではないですが(知っている人は知っている)そんなに高価な機材はないです。
ちなみに、ピンクの椅子は伊太利亜のALMA、左下の木製は墺太利のTHONETです。
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