＜5Hz〜21kHzサンプル音源（wav）＞

オーディオ信号を発生させる発振器（オーディオ・ジェネレータ）をお持ちでない方のために5Hz〜21kHzのスポットのサンプル音源をご用意しました。普通の設定のPCであれば、以下の表のリンクをクリックしていただくとデータのダウンロードが始まり、ダウンロードが完了すると自動的に再生されます。PC付属のヘッドホン端子からも出力可能ですがPCによってはノイズが出たり歪んだ信号のことが多いです。できるだけ良質なDACを使うようにしてください。PC側の音量設定は最大にしてください。

＜テストデータについて＞

データが大きくなるのを防ぐために各サンプル音源は20秒分と短めで、ファイルサイズは約3.3MBです。信号レベルはフルbitに対して、いちばん上の1kHzのみ0dBで、他はすべて-6dBです。オーディオインターフェースの多くはフルbit（0dBFS）の信号を正確に出力せずにやや低めになるものが多く、-3dBFS以下であれば精度が出るため-6dBFSを使いました。

0dBFSの信号はデジタルフォーマットにおける最大振幅ですので、たとえば0dBFSで1Vの出力電圧が得られたのでしたら、それ以上に大きな出力が出てくることはありません。本サンプル音源は-6dBFSなので最大レベルの1/2の大きさです。

＜周波数レンジの確度＞

PC内臓のオーディオ・インターフェースの性能が充分でない場合は、全帯域にわたってフラットなアナログ信号出力が得られません。20Hz以下、10kHz以上で減衰してしまうこともあると思います。そのような場合には素の状態でどれくらい減衰するかを記録しておいて、アンプなどの測定結果を補正したらいいでしょう。オーディオ・インターフェースをお持ちでない場合は、これらすべてのwavファイルを使ってiTunesなどを使ってCDに焼けばオーディオ・テストCDができますので、お持ちのCDプレーヤーで再生することができます。

No.	周波数	レベル
１．	1kHz	0dB（デジタル・フルbit）
２．	400Hz	0dB（デジタル・フルbit）
３．	5Hz	-6dB
４．	7Hz
５．	10Hz
６．	15Hz
７．	20Hz
８．	30Hz
９．	50Hz
１０．	70Hz
１１．	100Hz
１２．	150Hz
１３．	200Hz
１４．	400Hz
１５．	1kHz
１６．	2kHz
１７．	5kHz
１８．	7kHz
１９．	10kHz
２０．	15kHz
２１．	18kHz
２２．	20kHz
２３．	21kHz

---

＜Windows用フリー・ソフト＞

オーディオデータ生成ソフトしては、efuさん作の"WaveGene"がとても有名です。超有名フリーソフト"WaveSpactra"の姉妹版で、簡単ながらとても良くできています。面倒なインストール手順などなくダウンロードし解凍すればそのまま動きます。"WaveGene"さえあれば本ページは全く不要になります。

• http://www.ne.jp/asahi/fa/efu/

私のアンプ設計マニュアル に戻る