部品入手のお助けページ 構造部品1 (ACインレット、コネクタ、入出力端子、真空管ソケット、コネクタ付ケーブル、etc.) |
■ACメガネ・インレット・・・(ミニワッター汎用シャーシ、ほか)
滅多に売っていないのでメーカーから仕入れてミニワッター汎用シャーシに同梱して頒布していましたが、まさかの秋月が置くようになりました。
Group メーカー 説明 ACM-01 エコー電子 共通サイズ。(秋月) JR-201S JEC 共通サイズ。 メガネ・ケーブルは、千石でも秋月でもどこでも手に入ります。使わなくなった家電製品やパソコンのACアダプタに付属していたものも使えます。
■RCAジャック・・・(全段差動、Web/CQヘッドホンアンプ、ミニワッター)
ごく普通の金メッキタイプのRCAジャックです。取り付け部分の絶縁板があるのでRCAジャック側のアースをシャーシから浮かせることができますが、右下の画像のように絶縁板を省略して取り付けて入力端子のところでシャーシアースをとることもできます。頒布するものの形状は画像を若干異なることがありますが絶縁板をはずした時の穴径(8mm)は一定ですので取り付けには支障ありません。これまで、根元が丸いタイプを記事で使用しかつ頒布していましたが、丸型はひっかかりがないためレンチでの強い締付けができません。改良版として六角タイプに切替えました(画像は根元が丸い古いタイプです)。
Group 品名 説明 RCA赤白(六角) RCAジャック(赤×1、白×1) 取り付け部分が六角型。トモカ、門田無線、小林電機商会など多数。 RCA赤白(丸角) RCAジャック(赤×1、白×1) 取り付け部分が丸型。秋月。
■BNCジャック・・・(測定器)
測定器の端子として標準的に使われているものです。アダプタの種類が豊富なのでこれさえつけておけばいろいろな機材をつなぐことができます。
Group 品名 説明 BNCJ BNCジャック COLD側は取り付けたケースと絶縁されるタイプ。秋月
■1/4インチ / 3.5mm TRSジャック・・・(平衡プロジェクト、Web/CQヘッドホンアンプ、トランジスタ式MiniWatter Tourer)
マイクロフォン、ライン接続、ヘッドホンなどのさまざまな接続で使われる1/4インチ径および3.5mm径のジャックです。金属パネルに取り付けた時に、根元のS(スリーブ)に接する部分がパネルと導通してしまうタイプ(右側)と、絶縁されるタイプ(左側)とがあります。非絶縁タイプを使用した場合、アースがジャックのところでシャーシに落とされてしまうので他の場所でダブってシャーシアースをとってはいけません。逆に絶縁タイプを使った場合は、どこかで必ずシャーシアースをとってください。
この種のジャックは、プラグを差し込んだ時に連動するスイッチがついたものとスイッチなしのものとがあります。スイッチの構造や挙動はさまざまで決まりはありません。すべてを扱っている店はなくばらばらです。
Group 品名 説明 3.5mmMINI非絶縁SW 3.5mm ミニ・ジャック
(非絶縁タイプ、共用スイッチ付き)取り付け部分にてパネルとの接触を通じてシャーシアースされる。(千石) 1/4TRS非絶縁SW 1/4インチ TRSフォーン・ジャック
(非絶縁タイプ、独立スイッチ付き)取り付け部分にてパネルとの接触を通じてシャーシアースされる。 1/4TRS絶縁SW 1/4インチ TRSフォーン・ジャック
(絶縁タイプ、独立スイッチ付き)プラグの抜き差しでスイッチを連動させたい場合に使う。(門田無線) 1/4TRS絶縁 1/4インチ TRSフォーン・ジャック
(絶縁タイプ、スイッチなし)ヘッドホン専用の場合はこれで充分です。(小林電機商会) PNONEプラグ 3Pフォーン・プラグ 線径4mmまで、Amphenol製(トモカ、サウンドハウス) PNONEプラグ 3Pフォーン・プラグ 線径6mmまで、CANARE製(トモカ、サウンドハウス) 実装における接続法は、ヘッドホンジャック接続ガイドに解説があります。(クリックで拡大)
1/4インチTRS→ ←3.5mmミニ
Amphenol(左)→
←CANARE(右)
■キャノン/NEUTRIKコネクタ
キャノン・コネクタに関する一般仕様はこちら(http://www.op316.com/tubes/balanced/xlrstudy.htm)にあります。キャノン・コネクタはNEUTRIKなど各社からいろいろなタイプが出ており、通販で安いのはサウンドハウスで、キャノンはここからどうぞ。本家ITT-CANONは非常に高価なので、頒布しているキャノンコネクタは廉価な代替品ですが、代替品もピンキリなので最も精度が高く作りがしっかりした台湾製のものを選んでいます。キャノンコネクタのレセプタクルはシリーズの切り替えがあり、ツバの大きさが新旧で変わりました。
3Pのキャノン・コネクタはどこにでも売っていますが5pinのものはなかなかないので頒布対象としました。キャノン・コネクタのレセプタクルは旧来の標準サイズのものからやや小さいサイズに切り替わりつつあります。頒布しているのは旧サイズです(○印をつけた外形の5Pタイプ)。取り付け穴は24mm径で、取り付けビスは3mmではなく2.6mmです。
Group 品名 説明 XLR5-旧タイプレセプタクル
(メス)5P旧タイプキャノン・レセプタクル
(メス)バランス・ヘッドホンアンプ側
取り付け用の2.6mm皿ビス&ナットを付けます
取付け穴=24mm径丸穴
品数が少ないので異なる形状になる場合があります
(台湾製)XLR5-プラグ
(オス)5Pキャノン・プラグ
(オス)バランス・ヘッドホン側
品数が少ないので異なる形状になる場合があります
(台湾製)XLR5-プラグ
(メス)5Pキャノン・プラグ
(メス)アンバランス〜バランス・アダプタ用
品数が少ないので異なる形状になる場合があります
(台湾製)
NEUTRIKが同一外径サイズのシリーズとしてさまざまなコネクタを出しており、これはUSB用です。画像中の黒色のものは頒布していません。
Group 品名 説明 --- USB-A/Bリバーシブル(シルバー) NAUSB-W USB-Aタイプ(平たい)とUSB-Bタイプ(四角い)を変換する
ネジを外して向きを変えられる(画像は入れ替えた状態の比較)
USB2対応
(NEUTRIK製)
トモカ(店頭)、サウンドハウス。USB-A/ミニBショートケーブル USB-A/ミニB USB-Aタイプ←10〜20cm→USB-ミニBタイプ
AKI.DACと上記のNEUTRIKのUSBリバーシブル・コネクタを併用する場合のケース内接続用
amazon、千石。
■真空管ソケット
真空管ソケットで頒布可能なのは9pinタイプのmTソケットとUXソケットのみです。いずれも樹脂モールド製です。ステアタイト製は、耐熱性に優れますが、球のピンに無理な力がかる、接触性が劣るなどの問題があるために頒布対象からはずしています。シールドケースは、9pinソケットにかぶせて実装する方式のものです。12AX7や6DJ8の大きさの球の高さまでなので、6FQ7や6N6Pなど背が高い球には使えません。EH製の12AX7や6DJ8は管が太いのできつくてうまく入らないことがあります。
Group 素材・色 説明 mT管9pinソケット 黒モールド 左下の画像右側。門田無線、小林電機商会など mT管9pinソケット用シールドケース アルミ製 9pinソケットにかぶせる。門田無線 USソケット 黒モールド - UXソケット 白タイト 製造中止 ■スピーカー端子・・・(汎用)
全段差動ベーシックアンプ用の標準シャーシおよびミニワッター汎用シャーシにフィットするスピーカ端子です。画像中右端の2つを頒布しています。市販品には「金メッキで明るいグレー」のものと「クロムメッキで濃いグレー」のものとがありますが、頒布は「金メッキで明るいグレー」です。「同型でクロムメッキで濃いグレー」のものはバナナプラグを挿すための穴が浅く接触性も劣りますのでご注意ください。
Group 品名 色 - ジョンソンターミナル(黒) スピーカー端子 グレー地 (トモカ、秋月) ジョンソンターミナル(赤) スピーカー端子 グレー地 (トモカ、秋月)
■アース端子・・・(汎用)
アース端子として使えそうなものを3種類用意しました。ジョンソンターミナルと陸式ターミナルはケースに取り付けた時に絶縁されるため、どこか別の場所でシャーシアースを取る必要がありますが、金属アースターミナルは本体の金属部がじかにケースと接触しますので、そこのところをわかった上でお使いください。
Group 品名 色 ジョンソンターミナル(黒) アース端子 グレー地、ケースと絶縁。(トモカ、秋月) 陸式ターミナル(黒) アース端子 黒地、ケースと絶縁。(秋月) 金属アースターミナル(クロム) アース端子 クロム、取り付け部でケースと接触。(千石)
■2.1mmDCジャック・・・(Web/CQヘッドホンアンプ)
ACアダプタのプラグに対応したジャックです。「内付」と「外付」があります。「内付」は締め付けナットが外から見えるという欠点がありますが、トラブルなどで平ラグやプリント基板をはずして修理したい時に、配線したまま取り外しができるメリットがあります。「外付」は締め付けナットが隠れるので見栄えはいいですが、修理時は配線をはずさないと平ラグやプリント基板を持ち上げたり裏返すことができません。ちょっとした違いですが、私は配線間違いが多いので「内付」を愛用しています。私が「内付」を使うもうひとつの理由は、取り付け穴の直径が小さいので穴あけ加工が楽だから(笑)。ご自身で判断してください。いずれも端子が3つあり、そのうち2つを使います。3番目の端子はジャックを差込むと接続が切れる内臓スイッチになっており、ここにつないでしまうと通電しません。右下のタイプであれば画像のガイドを参考にしてください。どんなタイプでも、ACアダプタをつないでテスターを当てて電圧を測ればどの端子が生きているか、プラスかマイナスかわかります。
Group 品名 説明 DCJ内付 2.1mm径DCジャック 内側から取り付け。(千石、秋月) DCJ外付 2.1mm径DCジャック 外側から取り付け。(千石、秋月)
■テストピンジャック(チップジャック)・・・(標準シャーシ)
標準シャーシで、バイアス調整用の端子に使っているものです。穴の大きさはテスター棒にフィットするので操作性が良いです。樹脂が柔らかいのでナットをきつく締めると簡単にネジ山が駄目になるので注意してください。秋葉原では、千石電商などいくつかの店で扱っており、千石の通販カタログにも載るようになりました。
Group 品名 説明 TIP-JACK黒 テストピンジャック 黒。(千石、秋月) TIP-JACK赤 テストピンジャック 赤。(千石、秋月)
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