部品入手のお助けページ
構造部品2
(ケース、放熱器、ツマミ、スイッチ、平ラグ、基板、端子台、スペーサ、ヒューズ、etc.)
アルミ・ケース(未加工、穴なし)

本サイトの「トランス+真空管バッファ式USB DAC」や「12AX7 PHONOイコライザ・アンプ」で使用したLEAD製のアルミケースです。

グレーのメタリック塗装をしてあり、底板付きで、角の折曲げ仕上げがきれいです。板厚は1mmなので加工は容易です。さまざまなサイズのヴァリエーションがあります。右の画像は、下がP-102で上がP-402です。(エスエス無線、千石)

Group仕様
LEAD P-102グレー、W250×H50×D100
LEAD P-202グレー、W230×H50×D100
LEAD P-402グレー、W180×H50×D100
LEAD P-2グレー、W150×H50×D100


放熱器

本サイトの製作で使用した放熱器は一部を除いてごく標準的なものです。

Group仕様、ソース
LSIクーラー 16P16L2519Vミニワッター。(千石)
LSIクーラー 1919-9真空管ミニワッターMOS-FET、15Vミニワッター。(千石)
クーラー ASK10-07真空管ミニワッターTr、ツアラー。(千石)
シリコン・ラバー・シート(千石、秋月、その他)
放熱用両面テープ サンハヤト HF-S43(千石)


ボリューム・ツマミ・・・(サトーパーツ)

MK128の使い方について:
このツマミは上下の板を丁寧にひきはがすことで3つに分解できます。すきまにカッターの刃などを差込み、少しずつ開いてゆくとやがてはずれます。丸い上蓋をはずすと締め付けのためのビスが出てきます。▲がついた円盤がデザイン的に気に入らない場合は取りはずすことができます。なお、製造上の事情なのか、新品でもツマミ表面にすれたような小傷がついていますのでそこのところはご了解ください。
注意:MK128とK100は色合いが異なります。K100の方がやや渋い色調です。

L13Y、L18S、L26S、L3S5について:
このシリーズのは2013.9.20のメーカー最終発注をもって製造中止になりました。

Group仕様説明
MK128-緑径28mm、緑現行品。サトーパーツ。
門田無線
MK128-灰径28mm、灰
MK128-黒径28mm、黒
K100-22緑径22mm、緑
K100-22灰径22mm、灰
K100-22黒径22mm、黒
K100-22青径22mm、青
K100-22赤径22mm、赤
K2195S径26mm、菊型、黒
K2195M径33mm、菊型、黒

←上:MK128、下:K100-22

←MK128の構造

←K2195(左:S、右:L)


ロータリースイッチ

当面、ALPS製のM型(SRRM)ロータリースイッチのみ頒布します(下画像右側)。

「2回路6接点」というのは、セレクタとして使った場合に6つの入力が切り替えられるスイッチが2個内蔵されているという意味です。「6回路2接点」の場合は、1〜2の切り替えできるスイッチが6個内蔵されているということになります。M型はすべてショーティング・タイプですので、切り替える瞬間に相手側の2つの接点間がショートします。入力セレクタのような使い方ならばショーティング・タイプの方が都合がいいですが、バイパス回路には適しません。

Group品名仕様
2回路6接点 SRRM-2回路6接点 ショーティング、30V、0.25A
SRRM.pdf
門田無線小林電機商会
2回路5接点SRRM-2回路5接点
3回路4接点SRRM-3回路4接点
4回路3接点SRRM-4回路3接点
6回路2接点SRRM-6回路2接点

←SRRN(左)、SRRM(右)

画像左側のSRRNシリーズは製造中止となりました。シャフトがギザギザのタイプならば入荷があるという話ですがすべての接点タイプがあるわけではなさそうで、1段では6回路2接点タイプがなくなり、2段重ねタイプはすべてなくなったようです。


ロッカースイッチとトグルスイッチ

ミヤマ製のLED付ロッカースイッチ(型番:DS-850)は、標準シャーシと色が合います。標準シャーシはこのスイッチに合わせてパネル面の穴を開けてあります。パネルをご自分で加工する場合は、精密な角穴を開けなければなりませんので加工慣れしていない初心者には適しません。端子の太い2つがON/OFFスイッチ端子、小さい2つがLED用で「+/−」の刻印があります。オレンジ(以前はグリーンでした)のLEDは3〜5mAで適度に光ります。順方向電圧は約2Vです。

ミヤマ製のトグルスイッチは、取り付け穴が小さな丸穴なので加工が容易で初心者向きです。2Pトグルスイッチ(型番:MS-500K)はもっぱら電源スイッチ用で、6Pトグルスイッチ(型番:MS-500FB)は入力の切り替えやスピーカインピーダンスの切り替えに使います。12Pトグルスイッチ(型番:MS-550PB)は4回路分の切り替えができるので平衡回路や複雑な切り替えに使えます。FB245(相当)はかなり小型ですのでツアラーのBass Boostなどで使用します。

ミヤマ製のトグルスイッチの型番には500系と550系の2種類があり、サイズは同じですが接点の電流定格が異なる(550は6A、500は3A)のと、色目が微妙に違います。500系の方がやわらかいシルバーで、550系はいわゆるクロムメッキ色です。頒布では、12P以外はすべて500系で統一しています。

Group 品名 仕様
DS-850LED付ロッカースイッチ淡橙色LED内蔵。グレーは千石のみ。
MS-500K2PトグルスイッチON-OFF、6mm穴径。門田無線。
MS-500A3Pトグルスイッチ1回路ON-ON、6mm穴径。門田無線。
MS-500FB6Pトグルスイッチ2回路ON-ON、6mm穴径。門田無線。
MS-550/PB12Pトグルスイッチ4回路ON-ON、6mm穴径
MS-245FB(相当)6Pトグルスイッチ2回路ON-ON、5mm穴径、小型

"DS-850"pdfデータ

ロッカースイッチ用の角穴のあけかたは以下のとおりです。

角穴の大きさは13mm×19.5mmくらいですので、穴をあけたいパネルにガイドの線を描いておきます。次いで、穴の大きさの内側に接するようにドリルでたくさんの穴をあけて、それをつないで切り抜きます。ドリルの刃が泳ぐので必ずポンチを打ってください。また、ドリルの径やあまり欲張らずに2.0mm〜2.8mmくらいの細めの方が失敗がありませんし穴も楽に貫通します。切り抜いたあと、やすりできれいに仕上げて完成です。

右の画像では、ホームセンターで廉価に売っている木工用の作業台を使ってパネルを固定してからやすりがけをしています。このようにパネルをしっかりと固定してやると、やすりがけで充分に力をかけられるので作業がスピーディーな上にきれいに仕上がります。


ヒューズ・ホルダー&ヒューズ・・・(全段差動、Web/CQヘッドホンアンプ、ミニワッター)

ガラス・ヒューズには、長さが30(32)mmの標準サイズと20mmのミニサイズとがあります。一般的には標準サイズが使われており、ソフトンさんで頒布していただいている全段差動ベーシックアンプ用の標準シャーシには標準サイズのものが適合します。一方で、本サイトで頒布しているミニワッター汎用シャーシにはミニサイズのものが適合します。

画像のグリーンのヒューズホルダーはデザインもいいし色も選べるので気に入ってましたが、2011年11月をもって製造中止になったため頒布は別デザインの黒色になりました。

Group品名説明
F-7155(20mm)黒色ヒューズホルダー20mmミニヒューズ対応。門田無線。
FUSEホルダー(20mm)灰・緑・橙・白ヒューズホルダー20mmミニヒューズ対応。廃番。
0.5A(20mm)0.5Aヒューズ20mmミニサイズ
1A(20mm)1Aヒューズ20mmミニサイズ


平ラグ、立ラグ・・・(全段差動、Webヘッドホンアンプ、ミニワッター)

平ラグは地域によって入手困難なようなので頒布することにしましたが、千石電商の通販サイトにカタログが載りましたが消えることがあります。店によっても価格にはかなりの差があります。最近秋月が扱うようになりましたが種類が限られます。

GroupPin数
サトーパーツ L-3522-20P20P×2列。(千石、秋月)
サトーパーツ L-3522-15P15P×2列。(千石、秋月)
サトーパーツ L-3522-12P12P×2列。(千石)
サトーパーツ L-3522-10P10P×2列。(千石、秋月)
サトーパーツ L-3522-8P8P×2列。(千石、秋月)
サトーパーツ L-3522-6P6P×2列。(千石、秋月)
サトーパーツ L-3552-1P2P×1列(有効端子×1)。(千石)
サトーパーツ L-3552-2P3P×1列(有効端子×2)。(千石)
サトーパーツ L-3552-4P5P×1列(有効端子×4)。(千石、秋月)
サトーパーツ L-3552-6P7P×1列(有効端子×6)。(千石)

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タカス電子製のIC-301-7Xシリーズ

以前から、私が愛用している非常に使いやすいユニバーサル基板というのがあります。タカス電子製のIC-301-7Xシリーズです。

穴1個ずつに丸い銅箔パターンがついた普通のユニバーサル基板では、銅箔パターンをつなぐための配線をしなければなりません。そのために抵抗器やコンデンサのリード線を曲げて先に伸ばしたりするのですが、そういうことをやってしまうと部品の交換ができませんし、なかなかきれいに仕上がってくれません。このプリント基板は3つの穴をつないだパターンが基本であるため、2〜3個の部品であればつながった穴に部品を差し込んでハンダ付けするだけで配線が完了します。裏でつながなくていいのです。少し複雑な回路の場合は2つのパターンをジャンパー線でつなぐことで4個の部品をつがぐことができます。加えて、この基板には、あらかじめ「電源ライン」および「アースライン」を想定して直線パターンが引かれているため使いやすさがアップしています。

しかし、これがなかなか売っておらず門田無線など秋葉原でも限られた店にしかありません。たまに秋葉原に行った時についでに買おうとして店に足を運ぶのですが、そういう時に限って定休日です。いつでも実験などで使えるようにまとまった数量を手元に置くことにしましたので、希望される方にもメーカー推奨定価ベースでお分けすることにしました。

(ご注意:2013年中に表側のA〜Gの印字に誤りがあって裏面と一致しないIC-301-72が出荷されていますのでご注意ください。正しい印字は裏面です)

GroupIC-301-70IC-301-72IC-301-74
サイズ(mm)1.6×45×721.6×69×951.6×89×139
材質フェノールXPC
孔径1mm
孔間隔2.54mm
銅箔35μ片面

IC-301-72を使った設計用のシートのpdfを作りましたのでダウンロードしてご活用ください。
http://www2.famille.ne.jp/~teddy/tubes/image/takasu-72.pdf

こちらは、2013年に発生した表側のシルク印刷ミスの版に対応した変換表示付きです。
http://www2.famille.ne.jp/~teddy/tubes/image/takasu-72-error.pdf

←この画像は縮小サンプルなので解像度が低く粗いです。


スペーサ&貼付け式ボス・・・(全段差動、Web/CQヘッドホンアンプ、ミニワッター)

プリント基板や平ラグの取り付けで使用するスペーサです。右の画像中、樹脂製でH=8mmのものと金属製でH=6mmおよび8mmのものを頒布します。15Pあるいは20Pの長い平ラグのセンター穴ではラグ端子とスペーサが非常に接近するため、接触事故回避のためにも樹脂スペーサを推奨しますが、スペーサ取り付け部をシャーシアースに流用する場合は金属製のM-8mmを混ぜて使います。H=6mmのものはねじ穴が浅いので使用するビスの長さに注意してください。

Group 品名 高さ ネジ径φ
P-25mm樹脂スペーサ25mm3mmφ
P-20mm樹脂スペーサ20mm3mmφ
P-15mm樹脂スペーサ15mm3mmφ
P-10mm樹脂スペーサ10mm3mmφ
P-8mm樹脂スペーサ8mm3mmφ
M-8mm金属スペーサ8mm3mmφ
M-6mm金属スペーサ6mm3mmφ
M-5mm金属スペーサ5mm3mmφ

タカチ製の貼付け式ボス(型番:T-600)。3mm径のビスでプリント基板やラグ板をネジ穴なしで固定できます。入手困難な環境で希望される方に当方の手持ちからお分けします。秋葉原では、ネジの西川と千石に置いてあります。こんな便利なもの、と思うのですが通販ではまだ見たことがありません。

Group 品名 高さ ネジ径 -
T-600貼付け式ボス9mm3mmφ(千石)

20P平ラグに取り付け穴が3つありますが、センターの穴は周囲のラグ端子が接近しているため、金属製のスペーサやナット類を使うと接触ショートの危険があります。できればここだけは樹脂製のナットを使ってください。スプリングワッシャは金属製ですが径が小さいので使っても大丈夫です。

ヘッドホン・ジャックに絶縁タイプを使った場合は、どこかでアースをシャーシと接触させなければなりません。その時に使うのがアース・ラグです。

Group 品名 ネジ径 内訳
プラ・ナット&ワッシャプラスチックナット
スプリングワッシャ
3mmφ各1個セット
アース・ラグアース・ラグ3mmφ1個


ゴム足、グロメット・・・(汎用)

A-P4は、扁平なゴム足です。素材はゴムではなくエラストマ製(樹脂系)なのでテーブルなどに色移りしにくく、臭くありません。やや扁平なのでシャーシが過剰に高くなることがなく収まりが良いです。

PJシリーズは、貼り付け式で四角い台形をしたポリウレタン製の足です。

Group サイズ -
A-P4ビス留め、直径2mm×高さ8mm(エスエス無線)
SJ-P1004貼り付け、15mm角/4.5mm高(千石、エスエス無線)
SJ-P8008貼り付け、12.7mm角/3mm(千石、エスエス無線)

グロメットは、ケースやパネルの丸穴の周囲を保護するリングです。コネクタを使わないでケースやパネル開けた丸穴にじかに電源ケーブルやシールドケーブルを通したい時に使います。

Group サイズ
NG-79-C取付穴径10mm、内径7mm、パネル厚1mm。(千石)

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